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こだわり

こだわり 3

温故知新
2012-07-18
「温故知新」この言葉が大変好きだ。わが社の住まい造りには常にこのことを意識し、大切にしている。
「住まい」  それは文化の結晶・・・・であった。
使いやすさの他に繊細さ・美的な価値など 職人の技術や感性の高さがあった。
それぞれの地域の暮らし方や風習があった。
しかし今の「住まい」には文化は感じられない。
「集落」  日本人は集落の中で助け合いながら生きてきた。「集落」の中にはお年寄り、先人たちの生きてきた知恵が語り継がれ、造り継がれてきた。
このたびの東日本大震災でも、先人たちの言い伝えを守り大津波から難を逃れた集落があった。家を建てるときでも、その地域地域の慣わし、慣習があった。今はそれらの慣習を軽視し文化も失いつつある。それぞれの地域、集落には独特の共通した住まいの建て方があった。それは、過去の自然災害を教訓に過ちを繰り返さないために改良が積み重ねられてきたからだろう。おそらく風の向きや強さ、雪や雨、河川の氾濫などその地域独特の災害に対する備えになっていたはずだ。自分の家だけ独特なつくりにしようとすれば、お年寄りたちにあれこれ諭されたと思う。全国展開の量産メーカーのように北海道仕様以外は全国どこでも同じ仕様の家づくりは、その地域性、文化や暮らしに無関係の箱物作りだと思う。
木造の在来工法は様々な継ぎ手によって組み立てられる。名工と称される匠たちが長年の経験によって蓄積し、伝承してきた技術の結晶である。国宝級の社寺仏閣が証明するように、科学的な構造計算だけでは解明できない強度がある。生き物である木材を1本1本の個性に合わせて組み立てる知恵である。

かつて松下幸之助氏は「住まいは人間形成の道場である」と言われた。長い年月、毎日そこで生活をしていくうちに、その環境によって、その人の人格・健康・性格などが創られててゆくのです。単なる生活の器ではないのです。その重要な意味を深く理解し、当社の住まい造りにおいては、そこに暮らす人たちの日々の健康で楽しい生活と、長い年月で培われる高い人格の形成・ご一家の繁栄などに結びつくことが住まいづくりの根幹と考えています。
私は代々この地域で生まれ育ち、地域に根ざして住まい造りをしています。この地域の地形や環境も良く理解しています。この地域で受け継がれてきた住宅の造り方があるはずです。それを基本に新しい技術や材料を取り入れる。つまり、先人たちの知恵を生かした現代の住みよい住まい造りを追求し続けます。また日本人の感性を大切にした、どことなく和風テイストを取り入れたやすらぎの住まいを造っていきたいと考えています。

岩橋建設株式会社
愛知県尾張旭市城前町城前41-3
TEL.0561-53-5123
FAX.0561-53-0009


1.住宅の新築・リフォーム
2.外構工事
3.登録≪一般建設業≫
愛知県知事 第4862号
≪一級建築士事務所≫
愛知県知事 (い-23)第12436号
≪住宅瑕疵担保責任保険登録≫
㈶住宅保証機構 第10016103号
(株)住宅あんしん保証第0020343号


 
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