こだわり
こだわり 1
素材にこだわり適材適所
2012-07-18
たとえば食材を選ぶ、旬のもの、産地、部位、色つや、価格、・・・・。その使用目的に応じて判断項目も基準も変わってくる。おいしい牛肉が食べたい。おいしいマグロが食べたい。それらは値段が高いのも理解できる。自分で選ぶときでも真剣だ。ましてや高級料理店で超一流の料理人は腕もさることながら素材を見極める目もたけている。
一方、住宅を建築するときはどうだろう。一昔前の年寄りのように材木や大工の腕にやかましく注文をつける人はいなくなった。最近のお施主様は木造住宅を造るのに木材やそれらを知り尽くしているかどうかの大工さんには殆ど感心が無い。性能がどうのとか機能がどうのとかにしか感心が無い。だからハウスメーカーや大手のビルダーは性能や、機能を売り物にし肝心な部分には見向きもしない。木は材種ごとに見た目も性質も大きく異なる。そして、同じ材種同士でも1本1本強さも癖も違うのです。それらの目利きができる大工は今や必要とされなくなってきています。熟練の大工を育てる環境もありません。現実にほとんどいなくなってきています。
材料の目利きもできない料理人が素材を生かしたおいしい料理ができますか?住宅も同じですよ。
当社には技術と感を兼ね備え、木の目利きができる棟梁(絶滅危惧種?)がいます。一本一本、向きも方向も木目や色のバランスも考えて適材適所に造り上げて行きます。
木は建築材料になってもなお生き続けています。だから、最も力や個性を発揮できて長く生き続けられるように使ってやらなければいけません。
そのようにして優れた棟梁が丹精こめて造った住まいと、可も不可も無い材料でまた、それを平気で使ってしまう人たちが造った住まいではどちらが価値があるか、長持ちするか。数年後には誰の目にも明らかな違いがわかるようになります。食べ物だったらぜんぜん別物の味がするはずです。
そんな貴重な棟梁の匠の技と経験を絶やさないでほしいと願っています。一昔前のお年寄りのこだわりには深い意味があるのです。
一方、住宅を建築するときはどうだろう。一昔前の年寄りのように材木や大工の腕にやかましく注文をつける人はいなくなった。最近のお施主様は木造住宅を造るのに木材やそれらを知り尽くしているかどうかの大工さんには殆ど感心が無い。性能がどうのとか機能がどうのとかにしか感心が無い。だからハウスメーカーや大手のビルダーは性能や、機能を売り物にし肝心な部分には見向きもしない。木は材種ごとに見た目も性質も大きく異なる。そして、同じ材種同士でも1本1本強さも癖も違うのです。それらの目利きができる大工は今や必要とされなくなってきています。熟練の大工を育てる環境もありません。現実にほとんどいなくなってきています。
材料の目利きもできない料理人が素材を生かしたおいしい料理ができますか?住宅も同じですよ。
当社には技術と感を兼ね備え、木の目利きができる棟梁(絶滅危惧種?)がいます。一本一本、向きも方向も木目や色のバランスも考えて適材適所に造り上げて行きます。
木は建築材料になってもなお生き続けています。だから、最も力や個性を発揮できて長く生き続けられるように使ってやらなければいけません。
そのようにして優れた棟梁が丹精こめて造った住まいと、可も不可も無い材料でまた、それを平気で使ってしまう人たちが造った住まいではどちらが価値があるか、長持ちするか。数年後には誰の目にも明らかな違いがわかるようになります。食べ物だったらぜんぜん別物の味がするはずです。
そんな貴重な棟梁の匠の技と経験を絶やさないでほしいと願っています。一昔前のお年寄りのこだわりには深い意味があるのです。